世界遺産に登録された建物で、西洋美術にどっぷり浸かろう♪

数多くの美術館がある上野ですが、なかでも国立西洋美術館はアクセスが良く、JR上野駅（公園口出口）から徒歩1分。観覧料も良心的で、常設展観覧料は高校生以下は無料です（企画展は有料）。上野を訪れた際にはぜひ立ち寄りたいですね。 （写真提供：国立西洋美術館）

ル・コルビュジエの建築物は、日本ではここ国立西洋美術館のみ。シンプルで近代的な造りをした建物に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのはアートの世界。まるでヨーロッパの美術館に入り込んでしまったと感じてしまうほどの西洋美術品が多数並びます。 （写真提供：国立西洋美術館）

1階入口部分には壁がなく、柱だけで建物を支える構造になっています。これはル・コルビュジエ建築の特徴でもある「ピロティ」と呼ばれる様式で、壁を無くすことで建物の中と外に一体感が生まれる空間となっています。 （写真提供：国立西洋美術館）

本館1階「19世紀ホール」には、オーギュスト・ロダンの彫刻がおもに展示されています。 吹き抜けの天井からはやわらかな自然光が降り注ぎ、開放的で心地よい雰囲気。 2階へは緩やかなスロープで上がるため、作品を眺めながら移り変わる景色を余すことなく楽しむことができますよ。 （写真提供：国立西洋美術館）

2階は1階とはがらっと雰囲気が変わり、著名な画家の絵画が壁沿いに展示されています。 はじめに14世紀から16世紀の絵画、次に17世紀の絵画、最後に18世紀の絵画と、時代に沿って美術作品が紹介されているので、時代とともに変化していく絵画の世界観を楽しめます♪ （写真提供：国立西洋美術館）

新館2階では、19世紀の絵画や有名な画家「モネ」の作品が並び、心が落ち着く空間が広がります。本館とはまた一味違った、現代により近づいたアートを楽しむことができます。 （写真提供：国立西洋美術館）