現代作家が描くアートな襖絵。庭園も必見！

円山公園から徒歩１０分程の場所にあります。知恩院の隣ではありますが、知恩院がとても大きいので、知恩院を過ぎてもしばらく歩きましょう。

受付を済ませ、華頂殿という客殿へ。見上げると三十六歌仙の額絵がお目見え。 平安時代の和歌の名人36人が描かれているもの。まずはこちらをじっくり観賞しましょう。

「青の幻想」と題された青い蓮。青が意味する慈悲の心を表現されたそうです。とてもダイナミックで大胆な襖絵に一目惚れ。

伝統的な画材ではなく、 現代的なアクリル絵の具を使用している現代アートにもかかわらず、伝統と不思議とマッチしています。

トンボやカニ等、小さな生き物を描いた「生命賛歌」と題された襖絵。

こちらは「極楽浄土」を表現した襖絵。青、赤、黄の蓮が色鮮やかに花開いています。

襖を背にして、縁側でしばし庭園鑑賞。ここではお抹茶をいただくことができます。

背後の粟田山を借景に利用した池泉回遊式庭園も見事！室町時代の相阿弥の作と伝えられています。秋にはもみじが紅葉するそうです。